Parallels Desktop から VirtualBox へ移行しました。
VirtualBox でも Paralells Desktop の共有プロファイル設定と同様にデスクトップやマイドキュメントなどのユーザーフォルダをホストOSと共有できるようにしましたので、その方法を残しておきます。
有料の Paralells Desktop から無料の VirtualBox への移行を考えている方は、VMware Fusion を使わず Parallels Desktop から Virtualbox へ移行する方法の記事をご参照ください。
この記事の目次
1. VirtualBox Guest Additions のインストール
VirtualBox on Mac での Guest Additions インストール手順(ゲストOS:Win10)を参考にインストールしてください。
2. VirtualBox の共有フォルダ設定
[Oracle Vm VirtualBox マネージャー]でゲストOSを選択し、[共有フォルダー]を選択します。
下記のように設定します。
- フォルダーパス
- 「/Users/usarname」と設定します。[username]はMacのユーザー名です。
- フォルダー名
- 本記事では「Home」とします。好きなフォルダー名でOKです。
- 自動マウント
- [自動マウント]にチェックを入れます。
[OK]をクリックします。
3. 共有フォルダーの設定確認
正常に共有フォルダーの設定ができているか確認します。
ゲストOS Windows10 にログインします。
キーボードの [Windows/Cmd] + [r] を押して、「\vboxsvr\Home」と入力し、[OK]をクリックします。
上記のようにホストOS Mac のフォルダが表示されたらOKです。
4. ゲストOS Windows10 のユーザーフォルダのパス設定
まずは、ゲストOS Windows10 のデスクトップフォルダのパスをホストOS Mac のデスクトップフォルダのパスに変更します。
キーボードの [Windows/Cmd] + [e] を押して、エクスプローラーを開きます。
[デスクトップ]フォルダを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[場所]タブを表示します。
「\vboxsvr\Home\Desktop」と入力し、[OK]をクリックします。
上記のようにポップアップ表示されます。
ここは[いいえ]をクリックします。
ホストOS Mac のデスクトップがゲストOS Windows10 のデスクトップに表示されました。
下記フォルダに関しても同様に設定します。
- ダウンロード
- ドキュメント
- ピクチャ
- ビデオ
- ミュージック
以上で設定は完了です。