先日、中古の家を買いました。
一部リフォームしたのですが、予算が若干余ったので、ボルダリングウォールを付けてみました。
わが家のボルダリングウォールのご紹介
完成したボルダリングウォールをご紹介いたします。
1階
横幅180cm、高さ230cmの壁で、吹き抜け部から2階へつながっています。
最初は横幅90cmにしようかと思っていましたが、180cmにして良かったです。
塗装はしてません。クリアもかけていません。
まあまあキレイなコンパネだったので、素材の味を活かし、そのままにしました。
ホールドの取り付け方法
子供用に難易度を下げたり、子供たちが大きくなったときに難易度を上げられるように、ボルドオンタイプの壁にしました。
コンパネの厚さ
コンパネの厚さは30mmです。
ネットで調べたところ、18mmで良さそうだったのですが、リフォーム屋さんの監督さんが30mmで発注していました。
リフォーム屋さんもボルダリングウォールの設置ははじめてだったので、無難に厚めのコンパネにしたようです。
はしご
当初、吹き抜けを作って、はしごと登り棒をつけようと思っていました。
階段以外にも1階と2階を行き来する手段があると面白いと思ったからです。
ただ、ハシゴを固定すると使わないときに邪魔だと思ったので、上の方をはしごにして、下の方は取り外しできる階段にしました。
年少さんでも余裕で1階から2階へ登ることができ、とてもよろこんでいました。
下部の階段を外せば、ぶら下がったり、懸垂したりできます。
問題点としては、下部の階段を付けると、ボルダリングするスペースが減り、更にマットを敷けなくなることです。。。
なので、今は階段はほとんど使っていません。。。
ロープ
ロープを付ける予定はなかったのですが、「ボルダリングで登ったは良いが、これ以上登れないし、降りることもできない」という場面を想定したときに、ロープにつかまってエスケープすることを考えました。
1本目(右側)は太さ3.6cm、長さ4.8mです。
高校生から大人は、太さが3.6cmくらいが目安みたいです。
大人も使いたい(というか私が使いたい)のでこの太さを選びました。
でも、太いロープはその分お値段が張ります。
2本目(左側)は太さ3.0cm、長さ2.15mにしました。
子供でも登れるように、太さを補足して結び目を多くしました。
吹き抜け部の天井にとりあえず2つフックを付けてもらいました。
子供たちはブランコのようにぶら下がってロープで一番遊んでいます。
2階
2階はこんな感じです。
落ちないように柵を設置し、写真の手前にのみ入り口があるようにしました。
吹き抜け部
吹き抜け部を上から見たらこんな感じです。
横幅120cm、縦幅70cmぐらいです。
柵の真下にある梁の都合で縦幅は70cmとなりました。
蓋
吹き抜けを作る際に一番気にしたのが、冷暖房です。
夏は暑くて冬は寒い!
どうしようか考えた結果が、「吹き抜け部に蓋」でした。
3枚の板を置けるようにしてもらいました。
一枚板だと重くて手軽でないので、3枚にしました。
大人が乗っても全く問題ありません。
普段は押し入れに片付けて、吹き抜けの状態にしています。
その他必要なもの
ホールド
ホールドがないとお話になりませんね。
ほとんどをヤフオクで買いました。
購入したホールドについては後ほど記事にさせていただきます。
ボルト
ホールドの取り付けにボルトも必要です。
ボルトはヤフオクがやすかったです。
個人事業主の方はネジの卸サイトから購入すると更に安くなります。
マット
妻は「子供が登るからマットがないとダメだよ」と言っていましたが、
私は内心「マットがなくても大丈夫だろう」と思っていました。
でも、ホールドが届き、実際に登ってみると、「この高さから落ちたら致命的だな」と思い購入を決断しました。
montbellのオンラインショップからアウトレット品を2枚購入しました。
ロープ
ロープはロープのUMESHIMA 楽天市場店さんから購入しました。
メールで以下を伝えると見積もってくれました。
- 床から天井までの長さ
- ロープの太さ
- 結び目の数と位置
気になる経費は
リフォーム費用
1階天井一部・2階床一部撤去 | 46000円 |
撤去材処理費 | 7000円 |
木材費 | 108000 |
建材費 | 32000円 |
大工工料 | 276000円 |
釘・金物類 | 20500円 |
片付費 | 20000円 |
現場消耗品費・諸経費 | 56000円 |
お値引き | -65500円 |
消費税 | 40000円 |
リフォーム費用合計 | 540000円 |
その他費用
ホールド x120個 | 43000円 |
ボルト x130本 | 8000円 |
マット x 2枚 | 45000円 |
ロープ x 2本(取り付け金具付き) | 38000円 |
その他費用合計 | 134000円 |
合計
合計 | 674000円 |
674000円でした。
(安くないけど)安い!
設置が終わって
作って良かったです。見てるだけでワクワクします。
ホールドを選ぶのもとても楽しかったです。
こうすればよかった
リフォームも初めて、ボルダリングウォールを設置するのも初めてでしたので、どのような仕様にするかも試行錯誤、リフォーム屋さんとの交渉も試行錯誤でした。
そのなかでこうすればよかったと思ったことを挙げておきます。
ロープとボルダリングウォールが干渉しないように
吹き抜け部の開口は 横幅120cm、縦幅70cmぐらいなのですが、縦幅の中心にロープを2本設置できるように、天井にフックを付けました。
実際にロープを付けて遊ぶときは、よくぶら下がってブランコのように遊んでいます。
その際、ボルダリングウォールにあたってしまい痛いです。
もう少し壁から離して設置すれば良かったです。
階段(ハシゴ)はマットを敷いても使えるように
残念ながら、マットと下部の階段はトレードオフの関係になってしまいました。
子供たちは階段も喜んで使っていたのですが、やはり落ちた時のことを考えるとマットを敷くことが優先されます。
ボルダリングウォールは少しでもよいから傾斜を持たせる
付けるホールドにもよりますが、垂直の壁だと登るのが簡単です。
少しでも傾斜を持たせれば、飽きずに長く使用できるかもしれません。
ただし、壁に傾斜を付ける場合、安全性や強度の問題からリフォーム屋さんとの交渉に骨が折れると思います(たぶん)。
そのうちハリボテを設置することも検討したいと思います。
プライベートウォールの作り方が参考になりました。
本当はうんていとハンモックも付けたかった。。。
本当はうんていとハンモックを(できればブランコも)付けたかったのですが、リフォーム屋さんの社長によると「動荷重がかかって家が耐えれるか心配だから補強が必要かも」ということで断念しました。
ゴリ押しすれば実現できたかもしれません。
リフォームの際はやりたいことをできるだけ明確にイメージし、強い意志でリフォーム屋さんを説得するとよいと思います。
子供たちの様子
年長のちいちゃんは2階まで登れるようになりました。
ロープ登りも2mくらいの高さまで登れるようになりました。
年少のだいちゃんとばんちゃんは高さ1メートルくらいのところでしょうか。
ロープをブランコの様にしてよく遊んでいます。
私が一番喜んで登っていたのですが、それを見て一緒に登りたがりました。
親が楽しそうに遊んでいると、子供たちも遊びたがるようです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
私たちは中古の家だったので、思い切ったリフォームができました。
これが新築だったら家を一部壊してまでリフォームするのは、もったいなくてできなかったと思います。
中古物件で購入費用を抑えて、リフォームすることを検討している方は、是非参考にしてください。
中古物件購入費用とリフォーム費用を住宅ローンで一括で借りることもできますよ。